
古くなった図書館の
古くなった書架の
古くなった背表紙
その背表紙の中で
出逢った
君の心の眺めた風景
君の心を彩った
蒼い空も
緑の風も
君もわたしも
ここにはもういないけれど
書架に残って
言の葉を見開く人の
心と出逢っていく

洋書の長いストーリィを好んで読むほうです、国産のものは歴史小説がすきです。
人のリアリティに密着しているものは、年を経て見方がかわってきて成長に気づきます。
この頃は読むことが苦手です。フィクションはSFものが楽しめていいです。
映像のほうがいいなと思っていても時間が少なくて・・なんて・・そんなこと言っていないで観たいですね。
このポエムは、10代のときに外国の作家さんの本を読んだときの思いです。
とうに亡くなっている作家さんでしたが、わたしもこの世にいない感覚で綴りました。