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大きな木

2009.11.05 00:02|写真詩
晩秋p3

このお話と、次の掲載ポエム「星の光がつなぐ」とで今回は2作になります。

最初のは、普段のポエムよりも長いお話になりました、

10月末に下書きから幾日も置いてあって、写真が決まったので掲載しました。

わたしが植物に対する気持ちを、残しておきたいと思ったのです。

ゆっくりとできる時にはぜひ読んでください。

時間をいそいでいらっしゃる方は、次のポエムのほうは何時もの感じですので、

スクロールをして2作目で読んでください。

寒くなってきましたが、みなさん風邪をひかれないようにして、

お身体を大事にしてくださいね。


文字で芽生えをつくってみました・・。







   土を耕して

土色をひろげていくと

すぐに芽生えるのは

   ちいさな命

      〇

      〇



   「大きな木」



ちいさな命の坊やは 種になる前にも 咲いていて

その前も そのまた前も 咲いていた


横を見上げると 大きくて

青空の真ん中に通っているほどの大樹が見えた

大樹は千年も 大地に支えてもらってきたことを 坊やは知った

坊やは 初めてもらった 雨雲からの 雫をまあるくして

キラッ キラッ と笑って見せた

それから毎日 朝日の来る時も 夕日の帰る時も 

坊やは 大きくて青空の真ん中に通っているほどの大樹に

千年のお話を 一から聞いた


こうしてお話を聞くたびに 坊やのほうは

雨粒を受けては 地面から

土の栄養を 根っこに 充分に吸い上げて

光の中で緑色の葉を 茂らせていきました

小鳥も 異国の空から やってきては

動けない樹木たちに 見聞きしたことを話しました


頑丈に育ってきた 坊やの太い幹と たくさんに増えた葉っぱは

坊やのことを 坊やだとは言えないくらいに

もうすぐに人の家くらいの 大きな木にしていました


それでも とても千年分の紅葉は 作れなくても

だんだんと育って 森の家族になって

毎日のことを 思い出にするようになりました

緑色の葉っぱも 黄色の葉っぱも 赤い葉っぱも

作れるようになりました


青空の真ん中に通っているほどの大樹は

そんな大きな木に 育った坊やを喜ぶように

千年のお話を 続けていきます

いつまでも いつまでも 坊やの側にいて

西の国の 出来事も

南の島の 赤い花のことも

北の山に咲く 白い花のことも

東の空からでてくる 太陽のことも

坊やが いつの日にか 千年のお話ができる

青空の真ん中に通っているほどの大樹になれるようにと

森の中では 終わらないお話が続いていきます




         2009.11.3筆



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コメント

おはようございます。

>終わらないお話が続いていきます

人もこんなふうに続いていけたらいいいいですね。
一瞬、坊やになったようでした。
素敵な想いの夢を、ありがとうございました^^

ろ~るけ~きさん おはようです^^

たくましく大きく
それでいて
包み込むような。

優しい写真と言葉たちです。

森の中ではどんなお話がつづいてるのかな。

Hiroさまへ☆

>おはようございます。

おはようございます。

>>終わらないお話が続いていきます

>人もこんなふうに続いていけたらいいいいですね。
>一瞬、坊やになったようでした。
>素敵な想いの夢を、ありがとうございました^^

人もそうです・・植物とも同じところがある、
ありがとうございます、わたしも坊やになって
毎日の時間をおくっていると思って生きています。
人のことを護って生きている植物に感謝します、
見えないところも、見えるところも・・。

ピュアさまへ☆

>ろ~るけ~きさん おはようです^^

こんにちは^-^

>たくましく大きく
>それでいて
>包み込むような。

>優しい写真と言葉たちです。

写真は昨日撮影できたところです、
撮影するときには、ポエムやお話を考えていないので、
撮りたい木(此処は桜の種類が多かったです)のところに
いってきました。後で見てこれが気に入ったので、これにしました。
お話は人と植物の見えないところでの交流と
慈しみあう思いを書きました。

>森の中ではどんなお話がつづいてるのかな。

わたしもそうですが、人は植物の成長を見ています。
植物のほうは、人のことを見ています、
人の見えないところまでも見ています。
そして記憶は失われません。
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ろ~るけ~き

Author:ろ~るけ~き
自作の詩。
誰かが、そっと思っている。君に伝わったら嬉しい、
同じ所へ向かってゆくために、不思議を乗り越えて。

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